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研修日記

平成29年度 「教育課題講演会」

掲載日2017年7月31日

今日的な教育課題について理解を深めるとともに、教師としての専門性及び資質の向上を図るため「教育課題講演会」を行いました。今年度はミドルリーダー研修等、いくつかの研修との合同開催とし、ホルトホール大分 大ホールで行いました。
本日の講師は元陸上選手の為末 大氏で、「ハードルを越える」と題して講演をいただきました。目標達成に向けて自分を磨き続けていくことの大切さや難しさ、そして、目に見えるハードルを越える中で、目に見えないハードルを越えなければならないことやその方法、考え方、乗り越え方等、貴重な経験に裏打ちされた話を多く聞くことができました。
聴講した約450人の本市教職員にとって、明日からの活力となる講演会となりました。

【受講者の声】
○やはり人生をかけて挑戦してきた方の話は力があると思った。順調だった時の話だけでなく、苦しかった時、乗り越えた時の話があったからこそ、心に届いてきた。私自身、いつも狭い世界にいると感じているので、物事を縦横に幅広く捉える大切さを痛感するとてもいい機会になった。

〇「意味を変える」「過去を変える」「揺らぎの中で成長」等、示唆に富む言葉をたくさんいただくことができた。中でも「人と深くかかわることで、人は強くなる」という言葉が心に残った。今後の子育て、学級経営にいかしていけるとともに、自分の生き方を見つめるきっかけになった。

〇講演の中での短所と長所との向き合い方、長所の見つけ方等は、スポーツだけだなく、進路選択の場や人間関係づくり、学習への意欲付け等にもつながると思った。また、自分自身の気持ちの持ち方や人との接し方についても示唆をいただけた感じがした。教員とは違う職種の方の講演はとても興味深く聴くことができ、有意義だった。