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研修日記

平成29年度大分市教職員研修「学校教育相談研修Ⅳ」

掲載日2017年9月7日

 市内の幼稚園、小中学校及び義務教育学校の教職員を対象に、午前中は、高知大学教育学部 附属教育実践総合センター准教授の鹿嶋 真弓(かしま まゆみ)氏による「すべての児童生徒に居場所のある学級づくり―いじめ・不登校の未然防止に向けて―」、午後は、エデュ・サポートおおいた指導主事による「不登校支援の実際 ~教育支援教室『フレンドリールーム』での実践を通して~」と題して講義と演習を行いました。子どもの自己理解を促進し、積極性や集団生活への適応における発達課題の習得や達成を目指す開発的教育相談について理解を深めました。
【受講者の声】
○児童生徒が居場所を持って生活するために教員ができることをたくさん学ぶことができた。
○午前中の鹿嶋先生の具体的な事例の数々を午後の講義の演習で体験することで、実際の現場で使える自信がついた。
○教師の言葉かけ一つで、褒められるために行動する子に育つか、できたことがうれしいから行動する子に育つか違ってくるということを聞き、何気ない自分の言動にも教育的な意図や愛情を持って子どもたちに接するように心がけなければと思った。
○フレンドリールームについての実践を聞いて、不登校の子どもたちにとって「居場所がある」ということが、どんなに大切であるかということがわかった。学校に行けない子どもが「ここなら・・・」と思える場所がフレンドリールームで、子どもにとっても、保護者にとっても「あきらめないでよかった」と思える場所なのだなと思った。