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所長あいさつ

 所長あいさつ                               

                                                                                                                                                            令和2年4月1日
                                                                                                                                                            大分市教育センター
                                                     所長 佐藤 義仁
 
  近年,情報技術の飛躍的な進化等を背景とした人工知能(AI)の急速な進化やグローバル化の進展などに伴い,社会の変化は加速度を増し,複雑で予測困難となってきています。そのような社会の中で,子どもたち一人一人が,直面する様々な変化を柔軟に受け止め,感性を豊かに働かせながらどのような未来を創っていくのか,どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかを考え,予測できない変化を受け身で対処するのではなく,主体的に向き合って関わり合い,その過程を通して,自らの可能性を発揮し,よりよい社会と幸福な人生の創り手となっていけるようにすることが必要です。
 
新しい時代を生きる子どもたちが,多様な人々と協働しながら,様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り開き,持続可能な社会の創り手となるためには,子どもたち一人一人に「確かな学力」,「豊かな心」,「健やかな体」のバランスの取れた生きる力を育むことが重要であり,今年度は小学校,来年度は中学校において,新学習指導要領の全面実施がなされます。改訂の基本方針には,学校と社会が目標を共有し,連携・協力しながら取り組む「社会に開かれた教育課程」の実現や「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の推進,各学校における「カリキュラム・マネジメント」の推進などが示されています。
 
 本年度,開所7年目を迎えた当教育センターは,こうした状況やこれまでの取組の成果と課題を踏まえ,探究心をもち学び続ける教職員を支援し,すべての子どもたちによりよい教育が提供できるよう,<研修機能>,<教育相談機能>,<情報収集・発信機能>,<調査・研究機能>の4つの機能の一層の充実に努めてまいりたいと考えております。
 
<研修機能>
 本市の学校教育の直接の担い手である教職員に,「専門性・指導力」,「総合的な人間力」,「教育への情熱」の観点から,キャリアステージに応じた各種研修を開催したり,各学校において適切なOJTが実施できるよう支援したりしながら,資質・能力の向上を図ってまいりたいと考えております。
 また,若手教員や今後学校教育の中核を担う中堅教員等の育成,新学習指導要領への対応や特別な配慮を必要とする子どもたちへの指導力の向上など,学校教育に求められている諸課題への対応にも努めてまいりたいと考えております。
 
<教育相談機能>
 教育センター内にある教育支援教室(フレンドリールーム)において,不登校や就学などの悩みや不安に対して相談を実施し,一人一人の子どもに寄り添いながら,社会的自立に向けた支援を行ってまいりたいと考えております。
 さらに,各小中学校,義務教育学校における不登校対策の取組の充実や適切な合理的配慮の提供にも努めてまいりたいと考えております。
 
<情報収集・発信機能>
 当教育センターのホームページにある「Teachers' Laboratory(T-LABO)」を通して,当市の教職員の優れた実践や子どもたちのつまずきを解消する指導のポイント等を動画等で発信するなど,教育実践の一助となる教育センターとして更なる機能の充実に努めてまいりたいと考えております。
 
<調査・研究機能>
 本市小中学校及び義務教育学校をめぐる今日的な課題に関する調査・研究や学校・教職員の主体的な研究活動に対する支援を行ってまいりたいと考えております。
 
 今後とも,当教育センター職員が一丸となって取り組み,更なる機能の充実に努めてまいりたいと考えております。これまで同様,ご指導,ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ,ご挨拶といたします。
 
 なお,コロナウイルス感染拡大防止のため,当センターの事業内容等について変更が生じる場合がございますので,ご理解を賜りますよう,併せてお願い申し上げます。