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研修日記

令和元年度「実験・観察指導力向上研修」

掲載日2019年6月19日

小学校教諭等を対象に「実験・観察指導力向上研修」を行いました。國學院大學栃木短期大学講師 森田 和良 氏による提案授業「活用力を育てる理科の授業展開」を碩田学園で参観した後、講義「資質・能力を育む理科の授業づくり」を大分市教育センター大会議室で受講し、自然の事物・現象について見いだした問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を育む理科の授業展開の在り方等について理解を深めました。

【受講者の声】
〇子どもたちが「やってみたい。」と思い、実験に主体的に取り組む姿や実験結果に違いについて真剣に考え合う姿が多く見られたのが印象的だった。また、森田先生が子どもたち一人一人の考えをネームプレートで板書に位置付けたり、発表させたりするやり方が勉強になった。また、授業の流れの中で、子どもたちが自然と教え合ったり、話し合ったりするための声かけが参考になったので、自分の授業でもやってみたいと思った。

〇言葉だけで理解したつもりになっていることが確かに多いので、事象と結びつけるための工夫や新たな活用課題を設定し、習得した知識を本当に活用できるのかを確かめる活動を仕組むことが大切だと感じた。また、そのことが授業の振り返りにもなり、子どもたちの深い学びにつながると思った。これから意図的に授業に仕組んでいきたい。