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研修日記

平成30年度初任者研修に係る校外研修「宿泊研修」

掲載日2018年8月20日

平成30年度初任者研修に係る校外研修「宿泊研修」を大分市立のつはる少年自然の家において2泊3日の日程で行いました。有限会社ファニーフェイス代表取締役 山村 美穂子 氏による講義「接遇マナーとコミュニケーション」や大分市教育センター指導主事による演習・協議「一人一人が育ち、集団が育つ特別活動の指導の工夫」、文化財課参事による講義「郷土の歴史と文化をいかす教育活動」等、学校以外の場における集団活動の中で教育的経験や学習を積むことにより、幅広い知見を習得し、初任者相互の連帯感や信頼感を深めるとともに、実践的指導力の向上を図りました。

【受講者の声】
〇2日目の集団行動が印象に残った。初めての挑戦で「失敗したら、迷惑をかけたら・・・。」という気持ちが強かったが、グループのみんなが「間違えるのは当たり前だから大丈夫!」と失敗は何てことないという雰囲気を作ってくれた。自分が担任するクラスにもこんな支持的風土があれば、子どもたちも安心していろいろなことに進んで取り組めると実感した。また、みんなで力を合わせて作り上げた経験は充実感や達成感につながった。3日間の経験を2学期からの学級経営にいかしたい。

〇活動する中で、子どもたちの立場になって考えることが多かったのが大きな収穫だった。これまでの自分は指示を出すばかりで、子どもたちの興味・関心や気持ちを全く考えていなかったと反省した。活動の前の準備や動機付け、工夫等、子どものやる気を引き出し、自分たちで解決する、やり遂げることができるよう環境づくりや援助をしていきたい。これから何十年と一緒に頑張っていく仲間と絆を深められたことが一番の宝になった。

〇接遇マナーの研修では、言葉遣い、表情、挨拶等について改めて学ぶことができた。子ども、職員、保護者、地域の方々等、様々な人と上手く関わり合っていくために大切なことであり、今後にいかしていきたい。また、講師の山村先生の「教師は子どもを心配するのではなく、応援するのが仕事である。」という話が印象に残った。2学期から子どもたちを応援する教員になりたい。