掲載日2023年6月20日
令和5年6月20日(火)に、令和5年度「中学校教科等指導研修(理科)」を開催しました。文部科学省初等中等教育局 視学官 藤枝 秀樹 氏による講義「中学校理科における『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けて」において、「学習指導要領 理科編」全面実施から3年目となる学校現場における現在の課題①「探究の過程」を踏まえた授業改善、②「指導と評価の一体化」のための学習評価、③ICTの効果的な活用が示され、その解決に向けた事例等を紹介していただきました。
【受講者の学びや気付き】
・「理科の教員であると同時に、科学のインタープリンター(翻訳者)である」という言葉が印象に残ったので、課題とされている「探究の過程」を意識した授業デザインを目指し、科学の楽しさなども伝えられる授業改善を行っていきたいと感じた。
・「この授業の本質は何か」、「この授業で育成を目指す資質・能力は何か」「その資質・能力をどのように評価するか」などといった授業デザインの視点を確認でき、自分の授業を見つめ直すきっかけとなった。
・理科の学習の充実を図るための有用な道具としてのICTの位置付けや活用する場面の適切な設定を考えながら、実物・実演にこだわる理科の授業をつくっていきたい。