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研修日記

令和5年度「中学校教科等指導研修(総合的な学習の時間)」を開催しました

掲載日2023年7月31日

令和5年7月28日(金)に、令和5年度「中学校教科等指導研修(総合的な学習の時間)」を開催しました。文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 齋藤 博伸 氏による「中学校総合的な学習の時間における「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業改善に向けて」では、小学校での学びを踏まえ、中学校3年間において、教師がどのような仕掛けをしていけば、より豊かな実践につながっていけるか等のヒントが示されました。小学3年生~中学生の「総合的な学習の時間」に対応したNHK Eテレ「ドスルコスル」からの事例を通して、子どもたちが社会の問題を自分に引き寄せ、課題を探し、解決策を見付けるまでのステップ等について理解を深めました。
【受講者の学びや気付き】
・生徒の「深い学び」につなげるために、総合的な学習の時間の計画を立てる段階において、本日の演習で行った「ウェビング」の手法を活用して学年会議等で話し合うことで、育成したい子ども像を共有していきたい。
・来年度に向け、新しく知った「ドスルコスル」といったコンテンツを学年部の教員と共有し、単元をデザインしていく必要を感じた。
・生徒の発達や興味関心を把握した上で、世の中に直接係る体験活動と結び付けながら課題を設定していく過程を具体的に知ることができた。自校の生徒たちに「今、何が必要なのか」を改めて考え直してみたい。