掲載日2025年6月2日
<内容>
特別支援学級等を担任する教員を対象に、令和7年4月17日(木)、4月25日(金)、5月2日(金)は集合型で、5月2日(金)~5月30日(金)はオンライン型(オンデマンド型)で、令和7年度「特別支援学級等運営研修」を開催しました。
各学校におけるインクルーシブ教育システムの理念を踏まえ、校長のリーダーシップの下、全校的な支援体制の構築や特別な教育的支援を必要とするこども一人一人の障がいの状態や発達の段階及び教育的ニーズに応じた支援体制の一層の充実の必要性について理解を深めました。また、特別の教育課程編成の視点や「個別の指導計画」の作成と活用、諸表簿の整備等について具体的に学びました。
【受講者の学びや気付き】
・自閉症・情緒障がい特別支援学級の自立活動において、こどもの障がいの状態や発達の段階等に即した指導内容を行うことができているか、改めて考え直す機会になった。
・特別支援学級に在籍するということは、「その子の学びが一番充実するのが支援学級だと判断された」ということを念頭に、目の前にいるこどもの障がいの状態や特性をしっかりと把握し、その子に合わせた「オーダーメイド」の個別の指導計画を作成することが大切だと感じた。また作成の際には、作成者以外の教員が見てもその子に合った授業内容であるということがイメージできるよう、できるだけ具体的な表現を心掛けたい。
・知的障がい特別支援学級での教育課程編成については、こどもの教科ごとの実態把握を丁寧に行い、障がいの程度に応じ基本的部分に重点を置くことや単元数の調整を行う必要性について理解が深まった。