ホームへ戻る

研修日記

令和7年度初任者研修に係る校外研修「メンタルヘルスとコミュニケーション/ヤングケアラー/生徒指導/特別活動1」を開催しました

掲載日2025年9月11日

令和7年7月24日(木)に、令和7年度初任者研修に係る校外研修「メンタルヘルスとコミュニケーション/ヤングケアラー/生徒指導/特別活動1」を開催しました。
午前のスパンでは、有限会社ファニーフェイス 代表取締役社長 山村 美穂子 氏による講義・演習「メンタルヘルスとコミュニケーション」を通し、心身を健康に保つメンタルヘルスの重要性や円滑な人間関係を築くためのコミュニケーションの在り方などについて、ペアでのワークを体験をしながら理解を深めました。また、中央子ども家庭支援センターによる講義「ヤングケアラー等について」では、本市における児童虐待相談の状況や支援について学びました。
午後の講義「生徒指導の基礎基本」、演習「児童生徒の問題行動への対応」では、生徒指導要諦改訂の経緯及び本市における生徒指導上の諸課題や事例から学ぶ生徒指導の進め方について理解を深めました。また、講義「一人一人が育ち、集団が育つ特別活動」では、特別活動における学習指導要領のポイントや次回の校外研修「野外体験活動/救急救命」の意義等について学びました。
【受講者の気付きや学び】
・相手の表情は自分の鏡だということを知り、今までの行動や態度、表情について考える時間となった。教師の態度等は生徒に与える影響がとても大きいので、表情や声のトーン等気を付け、また保護者等への電話対応についても本研修で学んだコミュニケーションの取り方を生かしたいと思った。
・「子ども家庭支援センター」と「児童相談所」の違いなど詳しく理解をすることができた。昨今、児童虐待やDVなどのニュースを見る度に心を痛めていたが、こどもの小さな変化や異変に気付けるよう日頃の観察が必要だと感じた。
・生徒指導というと生徒間のトラブルの解決というイメージが強かったが本研修を通し、いじめや不登校を防ぐ土台となることが理解できた。こどもが安心できる風土や魅力的な授業づくりにつながるような発達支持的生徒指導を目指したい。