掲載日2025年9月4日
令和7年7月1日(火)に、令和7年度「就学指導に係る校長研修」を開催しました。
一つ目の講義では、特別支援教育を巡る国の動向や、就学支援における具体的な課題や注意事項等について触れ、適正な就学支援と校長の役割について理解を深めました。
二つ目の説明では、就学事務手続きの流れや就学判定に係る書類の作成の具体について確認するとともに、昨年度の実践を踏まえた上で、「校長所見」や「教育上必要な支援等」に記入するポイント等、適正就学指導委員会委員からの意見を共有しました。
三つ目の説明では、就学時健康診断の流れや手続き等、提出書類やそれぞれの提出期日・方法の詳細を含めて確認しました。
【受講者の学びや気付き】
・就学支援を特別支援教育コーディネーターだけに任せるのではなく、校長自らが積極的に関わることの重要性を再認識した。また、保護者からの相談に担任のみで対応するのではなく、校長がリーダーシップを発揮し、学校全体として組織的に就学支援に取り組む必要性を実感した。
・こどもの障がいの程度や教育的ニーズ等を踏まえ、小・中学校、更にはその後の進路を見据えた長期的な視点で就学支援を行うことの重要性を学んだ。幼稚園、保育所(園)、小・中学校の連携を一層強化し、学校で学習する際に必要な配慮や支援を明確にした上で、適切な学びの場を検討していく姿勢が求められると認識した。